政府管掌健康保険は昨年10月に全国健康保険協会が運営主体になりました。当然保険証も変わるべきところですが、事務処理が遅れており、やっとこの8月から事業所の方へお知らせがいくようです。
まずは被保険者数の少ない事業所から順次 保険証の交換が行われます。
8月中旬以降 健保協会から簡易書留または特定信書便で保険証が送られてきますので、旧保険証(オレンジ色)を回収し、新保険証(水色)を配布して下さい。
①昨年10月以降に採用された方、新たに扶養家族になられた方など すでに新しい(水色)の健康保険証をお持ちの方
②平成21年9月15日までに75歳に到達する(後期高齢者医療の対象となる方)被保険者とその扶養家族の方
⇒ 後期高齢者医療に該当されるまで従来の健康保険証(オレンジ色)を使用していただきます。
被保険者証更新対象者一覧表が同封されておりますので、ご確認のうえ、回収・配布をしてください。
旧保険証は回収後速やかに同封の返信用封筒にてご返送ください。 新保険証は配布後すぐに使用できます。
また、旧保険証は使用期限が定められ使用できなくなります。(具体的な期限はまだ決まっていません)
今まで一律だった全国健康保険協会の保険料率が9月から都道府県毎の保険料率に変更となります。ちなみに近畿圏では
大阪 82.2/1000
兵庫 82.0/1000
奈良 82.1/1000
京都 81.9/1000 となります。
また、厚生年金保険料も9月から157.04/1000となります。 やはり、10月の給与時に変更して下さい。
(健康保険・厚生年金の率はいずれも労使折半負担)
処理月になりましたら「今月の事務処理」で再度お知らせします。
7月10日〆で算定基礎届を提出した際、同時に7月で月額変更届を提出した被保険者さんがいる場合、8月の給与で保険料が変わりますので注意してください!
8月、9月で月額変更予定の方は9月、10月給与時です。
役員の方など決算後新年度で報酬が変わったとき、3ヶ月経過後月額変更になるかどうかもチェックが必要です。
健康保険法第167条で「被保険者の負担すべき前月の標準報酬月額に係る保険料を報酬から控除することができる」となっており、決定された標準報酬の保険料は翌月の給与から控除することになっています。
よって社会保険事務所からの徴収も翌月末日となります。
事業所さんによっては、当月分の給与から当月分の保険料を控除される場合があります。 そんな場合は翌月末日まで1ヶ月以上預かりとなり、社会保険事務所からの徴収額とズレが生じ、ちょっと面倒かなと思います。 きちんと管理できれば問題はないですが。
また、厚生年金法第81条では、「保険料は、被保険者期間の計算の基礎となる各月につき徴収するものとする」 とあります。 被保険者期間とは資格を取得した月からその資格を喪失した月の前月までです。
取得は入社日ですから明白ですが、喪失は、退職日の翌日です。
例えば、7月16日入社12月31日退職とすると、取得月は7月、喪失月は1月となり、
被保険者期間は7月から12月、保険料の徴収もその月分となります。
年金特別便の相談でとても多いのが、転職で厚生年金の空白がないと思っていたのに1ヶ月空いていた。というものです。
7月30日退職、8月1日別会社へ転職した場合、前の会社は6月まで、次の会社は8月からといことで1ヶ月空白ができてしまします。 厳密にいえば、たった1日でも国民年金に加入しなければならないことになります。
話は戻りますが、7月に報酬が変更になりますと、8月の給与時に変更後の報酬等級による保険料を控除し、8月末に納付となります。
間違いのないよう 注意が必要です!(自分に言い聞かせています!)
学校を卒業して、ずっとまじめに勤めあげ、さぁ年金を貰おうと思い、社会保険事務所の年金相談窓口へ行って見込み額を出してもらってびっくり!!
「なっ!何でこんなに厚生年金が少ないの???」という相談はよくあることです。
空白期間もなく、普通に勤めて給料もそこそこに厚生年金に加入しているのに年金が少ないという人がいたら、「基金の加入期間がありませんか?」と聞いてみる。
たいていは当たり! そう、厚生年金基金の加入期間はその殆どの部分は基金の方から支給されます。
企業年金連合会のHPより
基金に加入している会社を10年未満(基金によっては15年、20年未満の場合あり)且つ55歳又は60歳未満(基金による)で辞めると中途脱退者となります。
中途脱退者の基本年金は国からの年金の支給開始年齢になると企業年金連合会から支給されます。 (企業年金連合会へ請求します)
一方、加算部分は脱退一時金として退職時に受け取るか、または一時金の原資を企業年金連合会、転職先の企業年金等へ移管(ポータビリティ)して、将来年金として受け取ることも可能です。(平成17年改正)
数年前に申請が殺到した基金の代行返上とは、基金の基本年金の代行部分の支給を止めて国に返すというものです。 代行返上した基金については、基本部分(基金の代行部分を含む)は全額国から支給されます。 基本年金の薄~い+α部分のみ連合会から支給されます。
簡単に基金の概要を説明しました。先に書きましたように基金の規約によりますので、支給開始年齢が近づきましたら該当の基金、又は連合会でご確認下さい。
今日(7月22日)は46年ぶりに日本で皆既日食が見れる日とかで、1日中そのニュースでもちきりでしたね。
テレビのニュースで見ても、いやなかなか神秘的ですばらしいです。実際に体験したら感激するでしょうね。
この日のために休暇をとってあちこちの島へ出かけた方も多かったとか・・・
得意先へ行ったとき、社員の一人が日食休暇をとるとのこと、
「どこか島へ行かれるんですか?」
「いいえどこへも」
「この辺では十分に見えないですよね」
「木漏れ日の影(三日月型の影ができるやつ?)を写真に撮りたいんですって」
「へぇ・・・・・・」
46年前といえば、私は物心ついた小学生だ。 でもあまり良く覚えていない。
何か下敷きをかざして見たような記憶はあるが・・・・
それよりも、天体ショウで印象に深いのは、もう25、6年も前だと思うが、夫が出張から帰って来るので、子供たちと伊丹空港まで迎えに行ったときのこと。
飛行機が到着するまで少し時間があったので展望台で飛行機の発着を見ていたとき、突然夜空にキラキラと光る物体がこちらからあちらへ(西から東なのか北から南なのか定かでない、注:私は方向音痴)と流れて行った。
本当に宝石をちりばめたように色とりどりの流星群が川の流れのように流れていった。時間にして数十秒といったところだったと思う。
たった数十秒の流星でも、間近に見ると何と神秘的で美しかったことか!
次回 日本で皆既日食が見れるのは26年後だとか・・・
「生きてるかなぁ?」
「死んでるで」
「いや!私は生きてる!」
「生きてても、ボケてて判れへんで」 -夕食時の会話より-
昨日は、社労士受験自主勉強会の最終日でした。 試験まであと1ヶ月!
いよいよ間近に迫り、模擬テストの結果に自信をなくしている人、諦めムードの人・・・・勉強会のあとの懇親会もいつもよりちょっとトーンダウン? 私一人、飲み放題を目いっぱい利用(割り勘負けは絶対にしないよなぁ) 皆さんごめんなさい・・・
再び体験談ですが・・・・
私は、1年目の試験は全くできませんでした。択一式なんて、最後の2科目くらい時間がなくて白紙です。解答速報見ることもなかったです。 これだけできないと返ってさばさばしていて、試験後仲間とビアホールへ行き「あかんかった」談義で大いに盛り上がりました。
が、ひそかに決意していました。来年こそ絶対に受かるぞ!と
前回も書きましたが、年間700時間の勉強と過去問題集10回を目標としました。
試験の翌日から毎日2時間必ず勉強しました。 朝30分早く起きて勉強、会社の昼休みに30分近くの図書館へ、そして夜1時間。 これくらいなら何とか無理なく続けられる。何かの都合でできないときはどこかでカバーして絶対時間を作りました。 盆も正月も、家族旅行にいくにも問題集を持って行きました! 自分の勉強部屋なんてないから子供用の小さい折りたたみ机を買い、寝室としている和室で勉強しました。
受験校へは週末土曜日に行くようにしました。会社は土曜日隔週出勤でしたが、事情を話し、少し早めに帰らせてもらいました。(会社にも公言したので絶対合格しないと格好悪い!)
2年目でしたので、学習の内容は一通りやっていますので過去問を解くことを中心に、間違った箇所をテキストで確認、授業で再確認というやり方です。 2年目は絶対合格したかったので、他校の模試や苦手な短期講座を受けたりもしました。(結構 費用はかかったぞぉ!)
でも、そうやって目標に向かって迷わずやっていると不思議と焦らなかったです。 模試も何度ももちろん受けました。1年目よりはマシでしたが、良くて6割ぎりぎりくらいの点数で決して合格点を取っているわけではありませんでした。
でも700時間と過去問10回やると必ず合格すると信じていました。試験の前日までそれをやりとおし諦めなかったです。 結果はそれまでの模試結果より一番良い点数でした。
絶対合格するぞ!という強い気持ちと自分で定めた目標への努力 これができれば必ず合格します!
あと1ヶ月 過去問もう1巡以上できますね。 最後まで諦めないで!頑張って!
もう梅雨明けました? 関西はまだですよねぇ でもめっちゃ暑いです。 一昨日は午後から得意先を訪問、電車に乗るまで、駅からの徒歩の間 汗をふきふき化粧もボロボロ・・・
やっと年度更新と算定を出し終えたとおもったら、すぐに賞与支払届けです。やはり7月はちょっと忙しい
賞与からも健康保険・厚生年金保険料を通常の月と同様の率で徴収するようになったのは平成15年4月以降のこと(総報酬制導入)。それまでは少しだけ(10/1000を労使折半)納めていました。 月額を少なく、賞与を多く支給されている者と、月額の多い者と、年収は同じなのに保険料が違うという不公平を是正するのが目的ということだった。 当然、賞与の額も加えて平均した平均標準報酬額として年金額にも反映させることになった。
厚生年金の計算方法は個々人の報酬の多寡により違ってくる。すなわち被保険者期間の報酬総額の月平均の額が基本となる。 賞与も平均に入れることによってもちろん平均額は高くなる。⇒(スワッ)年金額が多くなる ⇒チッチッチ!そんなに甘くはない。
① 平均標準報酬月額×9.5~7.125/1000×被保険者期間の月数×物価スライド
が平成15年3月までの被保険者期間の計算
② 平均標準報酬額×7.308~5.481/1000×被保険者期間の月数×物価スライド
平成15年4月以降の被保険者期間の計算
両期間に被保険者期間のある人の年金額を計算するときは①+②となるが、ごらんになったらわかるように計算式の、報酬に掛ける支給乗率が違う。
平成15年4月以降賞与も標準報酬の平均に加算されるようになったため、その分支給乗率を下げたのだ。 全体を1.3で割り戻している・・・・
その根拠は、当時総報酬制を導入するにあたり、全事業所の賞与の平均支給額を調査したところ年間3.6ヶ月という結果がでたそうだ。 月額は1年で12ヶ月分、賞与分はその3割増ということで従前の率を1.3で割り戻した。
新乗率で平成15年4月以降の額を計算すると、報酬額が上がっても年金額は同額という計算だ。
でも、待って!年間3.6ヶ月分も賞与もらってないぞ!という中小企業の従業員の声が聞こえてきそう?・・・
そうなのです。賞与が3.6ヶ月分以上出ている人は、乗率が下がっても報酬の上昇分の方が多いから得! それ以下の人は報酬の上昇より率の減額の方が大きいので損!ということになる。
それに加えて昨今の不景気で賞与なんか出ないという企業も多い。 あ~!なんかまたやられた!っていう感じ・・・
働けど働けど年金は増えない・・・じっと老後を考える・・・・・
早!7月5日!(日曜日)
毎日 書かねばと思ってはいるけど・・・ネタもないし・・・・
まっ!あんまり無理せず、続けることが第一!
今日は、芦屋に住んでいる実家の父を訪ね、夕食を作って一緒に食べた。
母は7年前に亡くなっているので、今年82歳の父は一人暮らしだ。お蔭様で大病もなく元気に過ごしてくれている。 阪神タイガースのナイター中継を観ながら野次を飛ばす姿は昔と変わらない。 その雑言があればまだまだ大丈夫だ!
少子高齢化が叫ばれて久しいが、本当に日本人の平均余命は永くなった。
その分、老後の生き方を考えさせられる・・・誰しも元気であれば長生きもしたいが、寝たきりや、認知症は自分ではどうしようもない・・・
7年前に亡くなった母は、パーキンソン病と肝臓がんで入退院を繰り返した末、「家に帰りたい」と言いながら息を引き取った。 そうだろうなぁ・・・誰しも住み慣れた家で最後を迎えたいよねぇ・・・自分がそうなったらやっぱりそう思うだろう・・・でも看病する家族も大変だ・・・というのも理解できる。
母の看病は70代の父が殆ど一人で世話をした。 ちょっと口うるさかったけど、毎日の体温・血圧測定から投薬、食事の世話まで、ほんと鹿児島県人で昔人間の父にそんなことができるのかというくらい甲斐甲斐しかった。若い頃から喧嘩ばかりであまり仲のよい夫婦とはいえない両親だったが、父曰く「後悔したくなかった」からだそうだ・・・・
母の看病中は父も随分しんどかったことだろう。 その頃に比べると今はちょっと寂しいだろうけど、気ままで元気そうだ。 去年、私達の近くに越して来ないかと誘ってみたが、あっさり断られた。 いつまでも元気ならいいが、もし父が倒れたら私が看なくてはならない・・・これまた老老介護?だ。
夫が病気になったら・・・それも老老介護だ。 あ~考えただけで倒れそう!
こうなったら 私が先にボケて夫に世話してもらおう! お父さん よろしくお願いします!
今日から7月(1日の夜中に書いています)、いよいよ夏本番という感じだが、ジメジメ梅雨はほんとうっとおしい! 梅雨が好きという人はいないと思うが(夏の水不足や農業には大事なことだが) 私はこの季節が一番苦手。 特に髪が癖毛なので、湿気が多いともうバサバサ・・・いっそのことスキンヘッドにでもしてしまいたいくらい(あ~恐ろしい)
そんな思いで、しかめっ面で駅に向かう通勤途中、セミの鳴き声を聞いた。
初セミだ! いよいよ夏だ!と思うと急に気分がワクワク・・・
「季節の変わり目に感じるここちよい風のように・・」とは、次にやってくる季節、なにかいいことがありそうな・・・・風の中の季節のにおい、を私はとても感じる。
最近は、地球温暖化の影響か、四季の移ろいも緩慢で、初夏・猛暑・晩夏・晩秋・冬 みたいに感じるのは私だけ? でもやっぱり四季のある日本に生まれてよかったと思う! それぞれの季節に花は美しく、行楽や食べ物も多種多様・・・
季節ごとの布団とか衣類の入れ替えは大変だけど(急に現実的)・・・ハワイに住んだら1年中Tシャツと短パンで過ごせていいなぁと思ったこともあるけど、服装のおしゃれも楽しめないね。(心配しなくても住みたくても住めないって!)
先日、例によってロックを連れて、尼崎農業公園へ行った。花しょうぶがきれいでした。
もう人生半分以上過ぎた身にとっては、巡り来る季節ごとにいろいろな思い出がよみがえる・・・それが、懐かしいのか、悲しいのか・・・単なる加齢メランンコリーか・・・
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